建学の精神/教育目標/アドミッションポリシー学長メッセージ千葉工業大学の事実学部学科工学部ナビゲーター創造工学部先進工学部情報変革科学部未来変革科学部大学院CITのサポートキャンパスライフクラブ・サークル/学費・奨学金入試結果アクセスマップ 研究振興局は、日本のさまざまな分野で活躍する研究者の活動を推進するために文部科学省に置かれている部署です。その中でも、私が担当しているのは全国25法人の大学等にあるマテリアル分野の研究設備の共用体制を構築・運用するプロジェクトです。1つの大学が最先端の設備を専有するのではなく、他大学の研究者も利用できるようなサポートスタッフの配置や利用料金の設定をすることで、誰でも自由に研究設備を借りられるようにしています。 これにより、設備を持たない大学の活性化や若手研究者の人材育成にもつながります。さらに、このプロジェクトでは、データサイエンスを見据えて、研究データベースの構築も進めています。プロジェクトの状況を確認するために全国の大学等を訪問したり、有識者の先生方と委員会を実施したり、財務省への予算説明をしたり、業務は多岐にわたりますが、学生の頃に抱いていた研究環境の改善と人材育成に貢献したいという思いが実現できて、とても充実した日々を送っています。大学時代には、海外の研究者との共同研究も経験しました。文部科学省 研究振興局参事官(ナノテクノロジー・物質・材料担当)付生命科学専攻 卒業渡邊 なつきさん最先端の設備をより多くの人が利用できるように研究振興局でのプロジェクトを周知するためのイベントにも参加します。伸び伸びと学べる環境があったおかげでコミュニケーション力が磨かれました 在学中はサークル活動、文化祭、アルバイト、インターンシップなど学業以外のことにも積極的に挑戦しました。千葉工業大学の良いところは、学生のやりたいことを後押ししてくれるところです。文化祭では事務局の方々がサポートしてくれましたし、研究室では学生が主体的に研究に臨める環境が整備されていたので、勉強にも課外活動にも思う存分、打ち込むことができました。現在の仕事は、研究者、有識者、他の省庁の職員など、さまざまな方々と接する機会が多く、場合によっては、相手に合わせてコミュニケーションの方法を変える必要があります。学生時代に多くの経験を積み、コミュニケーションの幅が広がったことが、今の仕事にいきていると実感しています。 いろんな方と話し合いながら、この事業を推進していくことで、例えばそれが最先端の技術や学生さんの活躍に繋がっていれば、これほど嬉しいことはありません。これからも相手に寄り添ったコミュニケーションを心がけながら、日本の科学技術に貢献していきたいです。103社会の第一線で活躍する先輩たちが、千葉工業大学での時間をどう過ごし、学んだことをどのようにいかして今に至ったのかを聞きました。全国の大学の研究設備とデータの共用を推進し科学技術の発展に貢献したい
元のページ ../index.html#103