千葉工業大学 大学案内
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建学の精神/教育目標/アドミッションポリシー学長メッセージ千葉工業大学の事実学部学科工学部ナビゲーター創造工学部先進工学部情報変革科学部未来変革科学部大学院CITのサポートキャンパスライフクラブ・サークル/学費・奨学金入試結果アクセスマップ3ChibaInstitute ofTechnology ハードウエア・ソフトウエア設計、衛星搭載無線機の評価、安全審査の対応など、各メンバーが担当を受け持ち、人工衛星の設計から製造・運用まで、学生主体で行います。 授業の合間や夏休みを利用して、学科が異なる4年生13人のメンバーで、衛星の製造・組立を進めてきました。衛星が宇宙での運用に耐えられるか試験を重ね、NASAやJAXAへの申請手続きも自分たちでクリア。さまざまな困難を一つひとつ乗り越え、完成までたどり着きました。衛星の名前は「KASHIWA」。柏は火災に見舞われても跡地に樹木が残っていることから、どんなことがあっても必ず動作する衛星という思いを込めて名づけました。失敗の許されないものづくりの緊張感は、自分を大きく成長させてくれました。 宇宙産業は近い将来、現在の自動車産業並みに発展すると見込まれています。宇宙という極限の環境をよく理解し、そこで確実に動くものづくりができる人材を育てるのがこのプロジェクトの狙いです。自分たちで人工衛星を設計して打ち上げ、宇宙でデータ収集まで行うという壮大なプロジェクトです。学生の間にこのような経験ができる大学は他にはありません。今後、間違いなく身近になっていく宇宙、そして、そこで求められるものづくりの考え方を多くの学生に触れてもらいたい。宇宙やものづくりに興味のある人、理系、文系に限らず、大歓迎です。 プロジェクトのメンバーは、2年次に学部学科を問わず募集されます。所属メンバーは、58人(2024年2月現在)。ミッション成功を目標に学部・学科を超えた絆が生まれています。 宇宙に関心のある学生だけでなく、プラスαの知識や体験を得たいと参加する学生も。ここでの経験は学科での学びにもいかすことができ、どの業界への就職活動でもアピールできます。015参加した学生からのメッセージものづくりには「責任」がともなうことを学びました担当教員からのメッセージ千葉工業大学の事実好きをカタチにできる好きをカタチにできる関口 智礼さん和田 豊 惑星探査研究センタープロジェクトマネージャー機械工学科 4年福島県/県立安積黎明高等学校 出身主席研究員FACTS詳細はこちらJAXAに引き渡した「KASHIWA」(前列真ん中が関口さん)010203宇宙時代に必要とされるものづくり力を磨いてほしい人工衛星を打ち上げることができる学部学科を越えた交流ができる学部の勉強や就職活動に活用できる

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