千葉工業大学 大学案内2026
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日本を変革するために IT技術者の育成が急務 時代のニーズを先取りした 宇宙・半導体工学科 海外の一流大学のカリキュラムを学べる アリゾナ州立大学との連携Message from the President学長メッセージ006 IT技術が飛躍的な進歩を遂げる一方で、日本のIT技術者は圧倒的に不足しています。千葉工業大学では、日本の喫緊の課題であるIT技術者の育成に全学を上げて取り組んでいます。また、技術は発展しているにも関わらず、日本はそれを社会変革に役立てられていないという現実もあります。これは国家的危機といえる問題といっていいでしょう。なぜ、できないのか。日本では、国の政策や企業の方針を決めるトップの多くが文系出身者。技術をスピーディに社会に応用していくためには、政治家や企業の経営のトップに技術者を据えることで解決の道筋が見えてくるはず。そうしたリーダーとなる技術者を輩出することも千葉工業大学の役割だと考えています。 最先端の技術を学ぶ環境づくりのために、千葉工業大学では大胆かつスピーディに教育改革に取り組んできました。ロボット、宇宙、DXなど最先端技術を研究する研究所を立ち上げ、学部学科の再編は枚挙に暇がありません。そして、2025年4月には、宇宙・半導体工学科が新しく立ち上がりました。宇宙も半導体もこれからの産業として注目される分野です。時代のニーズを先取りして教育に反映していくことは、自信がなければできないこと。日本の未来を担っていく学生たちのために大学として何をすべきか、大学運営のトップ・教職員が一丸となって考えているからこそ成し得ること、と自負しています。 グローバル化が進む現代は、教育においてもビジネスにおいても海外との関わりは一層のものとなります。海外との交流を強化するために、アメリカ・アリゾナ州立大学との連携を進めています。アリゾナ州立大学は、アメリカで最も革新的な大学として定評のある大学。学生数8万人、オンラインで学ぶ学生が世界中に10万人います。学生・教員の交流を活発化させるのはもちろん、ダブル・ディグリー(複数の学位取得)制度を確立し、4年間で千葉工業大学とアリゾナ州立大学の2つの学位を取得できる仕組みを整えています。円安が続く今、アメリカ留学は費用という面でハードルが上がっています。千葉工業大学に入学2025年4月、宇宙・半導体工学科が誕生千葉工業大学は常に「最先端」をリードしていきます

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