千葉工業大学 大学案内2026
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建学の精神/教育目標/アドミッションポリシー学長メッセージASUとの教育連携学部学科工学部ナビゲーター創造工学部先進工学部キャンパスライフクラブ・サークル/学費・奨学金入試結果アクセスマップ情報変革科学部未来変革科学部大学院サポート プロジェクトを通して リアルな社会問題と向き合ってほしいChiba Tech007Profile デジタルアーキテクト、ベンチャーキャピタリスト、起業家、作家、学者。教育、民主主義とガバナンス、学問と科学のシステムの再設計などさまざまな課題解決に向けて活動中。米マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボの所長、ソニー、ニューヨークタイムズ取締役などを歴任。株式会社デジタルガレージ取締役。デジタル庁デジタル社会構想会議構成員。Neurodiversity School in Tokyo共同創立者。主な近著に、『AI Driven AIで深化する人類の働き方』(SB新書)、『(増補版)教養としてのテクノロジー AI、仮想通貨、ブロックチェーン』(講談社文庫)がある。2021年11月に千葉工業大学変革センターのセンター長に就任。2022年1月に千葉工業大学評議員となり、2023年7月より千葉工業大学学長(第14代)。すれば、リーズナブルな費用で海外の一流大学の教育が受けられる、そんな環境を実現したいと考えています。 また、日本にはないまったく新しい大学院の設置も構想しています。テーマは脱専門性。これからの時代は特定の分野にとどまって研究しているだけでは、スピーディで包括的な問題解決を期待することはできません。例えば、弁護士やデザイナー、プログラマー、物理学者やジャーナリストといった異分野の専門家たちがコラボレーションを行い、社会にその成果を還元していく大学院を構想しています。思いもよらないイノベーションが生まれるに違いありません。 みなさんに積極的に参加してほしいのが、研究室と企業や自治体が連携して課題解決に取り組むプロジェクトです。千葉工業大学には190を超える研究室があり、数多くのプロジェクトが日々、活動しています。ぜひとも積極的にプロジェクトに参加してください。そして、社会にどんな課題があるのかを知り、自分たちが学んでいることがどんな形で社会に役立つのかを体験してほしいと思います。 これからの時代に求められるのは、人とは違った見方ができる人や、周りを巻き込んで物事を進められる人、世の中を変えたいという強い意思をもった人です。伝統的な日本の考え方では、人と違っていることはマイナスにとらえられがちですが、それこそが必要とされる資質なのです。周りから変わっていると言われる人、自分は普通じゃないのかなと不安に思っている人、大歓迎です。千葉工業大学でそんな個性に磨きをかけて花開かせましょう。千葉工業大学 学長伊藤 穰一

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