課題 下記の課題資料に書かれている内容をよく読み、以下の問いに対するあなたの考えをまとめ、 5分間のプレゼンテーションを行うための資料を作成しなさい。なお、プレゼンテーション資料は、配布された解答用紙3枚を用いて作成すること。 【課題資料】 知能メディア工学科は「メディア工学」「知識工学」「情報デザイン」の3つの研究領域で構成され、これらを連携・融合・複合させることで、新しいメディアの創造に取り組んでいます。 メディア工学領域では、現在の水準をはるかに超える音響・映像の3次元再生技術とその伝送技術、ロボットと人間の高度なコミュニケーションを支える音響・映像の認識技術の開発を目指しています。3D音響技術や音場シミュレーションなどの音響技術、音声合成・話者認識などの音声技術、画像/映像の処理や合成技術、バーチャルリアリティなどが、この分野の中心となる技術です。 現在、人工知能は第三次AIブームを迎え、日常の各所でその応用技術が活用され、政府がAI人材の育成を推進したり、企業でも巨額の研究資金を投入したりするなど大きく注目されています。これは人工知能を応用しビッグデータの解析をすることで新たな知見・知識を得ることができるようになってきたためです。知識工学領域では、人間のように思考することができる人工知能を応用し、今までは知り得なかった新たな知見・知識を得るための技術開発を目指しています。人工知能や 機械学習、データマイニング、IoT(Internet of Things)などが、この分野の中心となる技術です。 情報デザイン領域は、メディア工学や知識工学領域などの技術を活用し、これからの社会やユーザーに「使いやすく魅力的なモノやシステム」を、大胆な発想で具体的なカタチにし、先進的なデザインを創り出すことを目指しています。コミュニケーションデザイン、ユーザインタフェースデザイン、サービスデザイン、ビジュアライゼーションなどが、この分野の中心となる技術です。 3つの領域が融合することで、音声認識や画像認識、拡張現実(AR)など、より高度でインテリジェントなメディア技術を実現したり、生活環境に適した音環境のデザインやサウンドデザイン、メディアデザインなどを実現したりすることができるでしょう。また、身の回りのあらゆるものがインターネットにつながった、IoTの環境で、人や社会に本当の意味で役に立つサービスを実現することができるでしょう。 【問い】 上記の【課題資料】は、人や社会に役立つことが期待される技術について述べています。 昨年、OpenAI社のChatGPTが公開され、生成AIに大きな注目が集まっています(別紙1)。知能メディア工学科の3つの研究領域での技術を、この生成AIと組み合わせることで、現実の社会問題を解決するどのような新しいサービスを提供しようとあなたは考えますか。そのサービスのメリットおよびデメリット(そのサービスが社会に与える負の影響)の両方を、【課題資料】の下線が引いてある言葉を必ず2つ以上をそのままの形で使い説明してください。 そして、説明に使った言葉を解答用紙(言葉一覧)上で確認し解答してください。 以上
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