問題2. 図2のように断面積Aの棒部材を天井からぶら下げて,先端に質量Mの物体を設置することを考える.鉛直方向(重力の方向)を下向きとして重力加速度をgとし,棒部材の質量は無視する.このとき,以下の問いに答えよ. (1) 棒部材の応力を記号A,M,gを使って表せ. (2) 棒部材の基準強さを100×106 Pa,安全率を2とした場合,許容応力を計算せよ.答えには適切な単位をつけること.また計算式も示すこと. (3) 棒部材の断面を1辺が5 mmの正方形断面とする.重力加速度を10 m/s2として先端に設置できる物体の最大質量を求めよ.答えには適切な単位をつけること.また計算式も示すこと. (4) 棒部材をぶら下げ棒として利用する場合,(3)で求めた最大質量の妥当性について懸念すべき点を箇条書きで述べよ. (5) 物体の質量をM0として,棒部材の断面積を設計することを考える.許容応力をσaとした場合,許容される最小の断面積を記号M0,σa,gを使って表せ. 図2 - 11 -
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